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重症化因子はメタボと同じ!!インスリン抵抗性を解消―生活習慣の 改善で適正体型と運動習慣の達成――禁煙は当然

[2020.05.07]

糖尿病・メタボ・生活習慣病を代謝(インスリン)面から診療している専門家からの情報提供です。stay homeはだめ、enjoy sport! do active life! メタボ追放!学校は、体育授業開始! 校庭開放! 
甲子園OK(座席1/3使用)!! 、 店舗は工夫を!!

緊急事態宣言:通常勤務を避け、自宅での生活、外へ出ない(散歩程度は良い)では、活動度が減り(約300kca/日l),脂肪蓄積、メタボ傾向、インスリン抵抗性増大となります。新型コロナの基礎疾患有り(高血圧、糖尿病・心疾患)では、重症化(5割)と致死因子(6-9倍)となり、共通因子はインスリン抵抗性(善玉作用低下)です。

代償的インスリン過剰での悪玉作用が動脈硬化を促進するのがメタボで、多くの疾患の発症・進展の病因となります。

共通増悪因子が増える状態は、絶対に避けるべきで、 3密は厳守の条件で、stay home の追加条件として、上記300kcal相当の減食か消費、益せぬエネルギーの摂取控え、活発活動(8千歩/日以上、運動習慣有りへ)、野外活動推奨(stay out !), 散歩・ジョッギング、水泳、公園のスポーツ施設充実:テニスコート、ボード、サッカーゴール設置、遊戯・運動器具設置など、ゴルフも、クラブでの食事・会合の換気・席の距離、3密厳守・工夫でOK.学校は体育授業実施・校庭開放、体育館・スポーツ施設;換気・人数制限・消毒・工夫でオープン。 甲子園・ドーム;換気、席間隔確保、店他は工夫で対処可能。感染を防げても重症化因子進めば、意味なし8割は不顕性も含め軽症(一部重症化あり)で、自然獲得免疫となり、ワクチン療法に相当します。感染者頻度表以外に、重症(ICU入院例致死例の頻度経過表がより対策の指標として重要で、示してください。

8割接触減と出勤避けstay home の消極策よりは、この緊急時に、自身の生活習慣を見直す絶好の機会ととらえ、適正食生活習慣

(禁煙・節酒・節菓子)と全員スポーツ(明年5輪成功を目指し)

に親しみ、インスリン善玉作用の基本活性化を達成し、不足分を血圧・糖・心血管系の適正薬物他療法で補い、重症化を防ぎコロナ克服・健康増進の道を選ぶのが医療費削減にも直結し、得策となります。

インスリン抵抗性評価は、きわめて重要な検査ですが、高価な人工すい臓を要する検査法しか健保適応でなく、同じ原理で通常の糖負荷試験の追加法として一部実臨床で世界的にも実施されている検査法

が昨年度糖尿病学会から健保適応検査として、内保連へ提案されました。 上記と、さらに簡易な標準ミール食負荷による全身

糖利用(インスリン善玉作用)の評価法とその意義を来る6月12日からの米国糖尿病学会(映像での実施)でポスター報告します。

コロナは、主テーマではないですが、インスリン抵抗性がコロナ重症化因子の可能性大であることとその正常化への努力がコロナ対策の中で意義深いことも報告します。

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